三人の歌謡ショー

この頃は身近のところでカラオケ教室が賑わっていて、わたしも昨年中約9か月ほどここに参加してレッス
ンを受けてみました。
レッスンといっても想像していたのとは違っていて音痴を矯正してくれるなどというのではなく、新曲が出
た中から先生が適当に選曲しその楽譜をなぞって生徒に覚えさせるという、ごく単純な内容です。
ところが、曲によっては年寄りには難しい場合がある。
ピッチはとれない、音程はとれない、ということで事前のカラオケボックスでの練習が私の場合は必須とな
った次第でした。

そういう訳で、どの道このやりかたでは歌は上手くならないのではないかというのが正直な感想でしたが、
まあ、声はそれなりに出すから健康維持には多少の効果があるだろうと、思いを定めて続けたのでした。
「いわゆる参加することに意義がある」というやつですね。

考えてみれば、今テレビ放送されている広瀬香美さんのカラオケレッスンの形とは大違いで、これがプロと
アマの違いなのだと合点すれば、少ないお代も生きてくるという訳です。
そうこうするうちに、次第に生徒間でのつながりも出来てきてカラオケ大会や忘年会などにも参加できるこ
とになり、違った意味での楽しみも増えたというものでした。

さて、つい先日の3月8日になりますが、地区のケーブルテレビ会社がプロ歌手を呼んでの歌謡ショーを開
催しました。来演の歌い手さんが歌唱力では定評のある城之内早苗さん、岩本公水さん、永井裕子さんとい
う実力派お三方ということで、勇んで参加させてもらいました。超お得なことに無料招待だからなおさらに
楽しみなこと。
この頃は素人のカラオケ発表会にまでカメラ片手に出かけることがあるから、実力派プロのショーともなれ
ば聞き逃す手はない。

そこで、いまさらながらの事ではあるけれどプロはやはりずば抜けて上手いということが強烈な印象。
唄には減り張り、押し引きがなければならないという話はよく聞くけれど、減りや引きは決して小声で唄う
のではなく、ベース部分(表現が拙いかも)としてしっかり声が出ているということを改めて強く感じた。

だから、張りや押しが生きてくるし、より感動的に聴かすことができるのだろうと思わさせる。
こうして聴いてみると、プロの方は並大抵の努力では決してこうはならないのだということがつくづく感じ
られて、その苦労が偲ばれる。

西洋音楽では小節や楽章ごとに強弱記号が用いられることが多いと思うが、日本の歌謡曲においても顕著で
はないにしろ、そうした歌唱を求められることがあるだろう。
島津亜矢さんの歌などでは、それが強く感じられて感情の起伏が激しくなるのを覚えることがあるが、NH
Kさんなどがよくやるワンハーフ或いは1番3番のツーコーラス短縮バージョンなどは事情がどうであれ、
あまり褒められたものではないと思うから、できるだけ改善してもらいたいものと思う。

先程の歌謡ショーのおり、時間待ちに喫茶店に立ち寄って週刊誌をぺらぺら捲っていたら大阪フェスティバ
ルホールのことについて‘さだまさし’さんが一文を書いておられるのが目にとまったので、これはと思っ
て書き写してきた。過日、このブログでもこのホールのことを少し話題にしたことがあるので、なおさらに
興趣が湧いてのこと。今度は実演するアーティスト側からの感想ですから視点が違います。


3月15日号 週刊現代 さだまさし 大阪フェスティバルホール
「僕はツアーで、日本中のさまざまなホールにいきます。中でも僕にとって特別な場所は大阪中之島にある
フェスティバルホール。僕は78年に初めてそのステージに立ち、デビュー35周年記念ツアーではフェス
ティバルホールでの自己通算200回目の公演を行ってライブアルバムも作りました。
神様が作ったホール――。
僕はフェスティバルホールのことをそう言っています。中之島という湿気の多い場所にあり、構造は奥行き
がなく、横幅も高さもあって、本来ならいい音がするわけがない。ところがここの音響は最高でした。
50年代の大工の技術がいかに優れていたかを物語るホールなんですね。そして何といっても拍手の音が素
晴らしい。ウインナーと一緒にフライパンの中に入って蓋をされている感じ――、そんな割れんばかりの乾
いた拍手の音なんです。

ホールは08年に閉鎖され、昨年4月新ホールが完成しました。新ホールの音響は「正直」です。つまり、
下手な人は下手なりに、上手な人は上手なりに聴こえる。
また、ステージの真ん中に立つと、3階席の人の声がそのまま届きます。旧ホールも当初はこうだったんだ
ろうな、思いました。
これから、木に音が馴染んでいき30年もすると旧ホールのような響きになっていくんでしょう。僕もそれ
まで歌い続けていたいものですね。」


我らが亜矢姫さまも、出来るだけ早くこのホールでの公演を実現させて欲しいと思います。!!!

瞼の母 一人芝居

この前と言ってもつい数日前、島津亜矢関連のtwitterを検索していたら“you tubeで「島津亜矢 瞼の母
(セリフ入りロングバージョン)」をみませんか”というツイートがあった。通常のセリフ入りかなと思って
リンクされているものを聴いてビックリ、超ロングバージョンだった。
思えば、BS日本のうたで広島県・呉市文化ホールで中村 美律子さんとの共演でこの瞼の母を演じられて
甚く感激したのを思い出すが、これが2008年夏のこと(放送は9月20日)。
http://bit.ly/1nuYBfA

ここに上った動画では、中村 美律子さんが演じられた歌以外のセリフ部分と自身の忠太郎の長ゼリフも含
めて全てお一人で演じ切っておられる。その演技は驚嘆するほどに見事で上手いのである。
この動画は恐らく「リサイタル97~未来への架け橋~」から採ったものではないかと思って、収納ラック
見てみたら、包装フィルムも切らずの状態で鎮座している。ケース裏をみれば例の‘案山子’も入っていて、
こんな昔からこの歌も唄っていたんだと、新鮮な驚きだった。

いつでも見れるとおもってほったらかしておいたのがいけなかった。数えてみれば17年も前のことになる
のだが、この頃からこんな一人芝居を演じておられたのだから、異彩を放つ度合いは超がつく。

呉の時のスペシャル演出は福家菊雄さんだったが、97リサイタル公演はきっと観ておられたに違いない思
えるから演出には自信を持っておられたと思うし、それ程多くのリハーサル時間も要しなかったのではない
だろうか。亜矢さんの芸はこの当時から並では考えられない程に完成していたのである。


以上は、名作歌謡劇場の出し物の一つであるが、三波春夫さんが遺した歌謡浪曲にも亜矢さんは並々ならぬ
力量を示しておられる。この2~3年間コンサート等では‘俵星玄蕃’一本で通しておられるが、ファンと
していささか寂しいものがある。
他に物にしている曲もあるのだから、それらも唄って欲しいと思うのだが何故かその思いは通じない。
テイチクからは三波さんのCDも多く発売されているが、今となっては時代も変わったからこれを求める方
はそんなに多くはいないのではないだろうかと思えるが、どうなんだろう。

テイチクさんの販売戦略がどの辺にあるのかは知らないが、亜矢さんに唄ってもらうことがどれ程の宣伝効
果をもたらすものかは想像に難くない。また、それでこそ三波さんの名声もいやましに高まることになると
思うから、テイチクさん、是非そう願いたい。また、亜矢さんには是が非でも他も唄って欲しいと思う。

‘俵星’は他に唄う方も出てきたようだが、所詮、亜矢さんの域に達している方は到底おられないだろう。
こねこ時計 ver.3
CATS
Sweets
カレンダー
02 | 2014/03 | 04
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
フリーエリア
    follow me on Twitter
    カテゴリ
    最新記事
    プロフィール

    ふうてんの猫

    Author:ふうてんの猫
    亜矢姫の唄は芸術だと固く信じているおじんです。
    コンサートなどに参加したい気持ちはやまやまなれど、不如意のことが多いので、これは条件が整い次第となっています。

    リンク
    検索フォーム
    RSSリンクの表示
    ブロとも申請フォーム

    この人とブロともになる

    QRコード
    QR