亜矢姫随想(1)

むかし、こんなことを書きました・・・・・。

皆さま、連休楽しんでおられますか。
亜矢姫のコンサートも北海道で一段落、ファンの皆さまもしばらくは我慢の時が続きます。姫様も充電、フ
ァンも充電、あらたな気持ちで迎える次のコンサートはまた一段と新鮮で感動深いものになるのではないで
しょうか。

さて私は、ある亜矢友さまのご好意で、過去色々のラジオ放送局に亜矢姫が出演しインタビューに応えられ
た様子の録音テープを聞かせてもらっています。なかに、興味深い内容がありますので少し拾い出して紹介
させて貰います。
デビュー15年頃のインタビューでは「亜矢・美空ひばりを唄う」の制作に関して語っておられますが、
‘ひばり’さんの曲を唄うというのは本当に特別なことらしく、レコーディングするのにはレコード会社と
か事務所さんとか‘ひばり’さん側の審査もあるとの事で、まあ、特別にオーディションを受けると言う事
でもないようですが、とにかく関係者が承諾しないと駄目という話もありました。
こんな事からも、誰でもが簡単にレコーディングさせて貰える事ではないらしいことが、このインタビュー
から分かります。それを歌わせるのに相応しい力がないと駄目というのはアナウンサー氏の話、普段何気に
聞いているこのCDですが、こんなエピソードもあったのです。

別の話しでは、「道南夫婦船」の“ア、ヨイショ”の掛け声に男性コーラスが入っていて、この一員に星野
先生が参加されているとのこと、あと二人は作曲の荒井先生とディレクターさんだそうです。
ちょっと聞きなおして確認しましたが、なるほど男性の勇壮な掛け声が聴こえます。こんな豪華な?コーラ
スが入っていたとはラジオ聞いた人しか知り得ないことで、面白いです。

このように、ラジオ放送は普段聞けないことがいっぱい聞けて非常に良い面があります。
「流れて津軽」、作曲は村沢良介(チコ早苗)先生、この歌約20年前に出来ていて既に8人ほどの方が歌
っておられるそうですが、私は姫の歌が出る直前に曲調が知りたいばかりに‘清水まりこ’さんのCDを買
いました。その後ウェブサイトのお薦め新譜で亜矢さんの歌のさわりの部分を聴いたのですが、あまりの迫
力に圧倒されたのを鮮やかに思い出します。以後の成り行きはご存じのとおりです。

氷川さんの歌の作曲で有名な水森英夫先生が「チップイン歌謡曲」というラジオ番組を持っておられます。
昨年のこの番組の中で「流れて津軽」は島津亜矢が唄うと違う歌になってしまうね~と話されていたのを思
い出します。この歌を出す時も、候補曲が幾つかあってディレクターさん他、亜矢さんを含めてのスタッフ
会議の中で、何度かこの歌を聞きなおして急遽出すことが決まったらしいのです。いわゆる戦略会議で決ま
ったということですが、こんなことは他の歌手の方でもあるのでしょうか?、新譜出すにも相当に検討され
選ばれたものが出されるということが分かり新鮮です。この話は亜矢さんも他所で何回か話されているよう
ですから、ご存じの方も多いでしょう。

亜矢姫にはライフワークとなっている「名作歌謡劇場」シリーズがありますが、これについても曲目が決ま
った段階で作曲の村沢先生がテーマとなっている物語のあらすじを亜矢さんにレクチャーし、何日か経って
レコーディング入ると言います。自分なりの解釈で自分なりの表現をイメージし、充分に気持ちが乗ってき
たところでレコーディングに入るというプロセスがあるようです。
また、特定の具体的な場面のものは見ないとの事ですから、このことなどは亜矢姫の独創性の真骨頂といえ
るものではないかと思います。セリフの入る歌は、出だし、調子、間のとり方が絶妙で唄との一体感も見事
に融和していて、本当にこの上手さだけは、そう簡単に真似のできるものでは無いと感じさせるものがあり
ます。
あの声もしかり、人の声を上回る楽器は無いと言いますが、亜矢姫の歌声はまさにこれを感じさせ、見事な
歌唱力と相俟って、酸いも甘いも知り尽くした大人達を引きつけ酔わせる要素となっているのでしょう。

さて、コンサート、リサイタルでは構成演出が極めて大事な要素となるようです。歌唱する曲目とか構成、
演出はお母さんも含めそれぞれの先生及びスタッフの方が考えるそうで、ご自分の希望はごく僅か、入るか
入らないかの程度だと話されます。
自分が胸を張って唄える好きな歌とかは自分の中で決まってしまい、範囲が狭くなる。周りの人達が唄わせ
て見たい、聴いて見たいという他人の主観で構成されていたほうが、お客さまにより楽しんで貰えると思う
し、その方が良いと思っていると話されます。

この話を聞いて感じるのですが、例えば歌い手さんが自身で作曲し自身が歌唱する場合、おそらく自分が一
番気持ちよく唄える音域でしか、作曲しないのではないかと考えられます。それでも、まぐれ当たりする場
合もあるかも知れませんが、そう何度も続くとは思えません。また、若いシンガーソングライターの方が超
人気を得ている場合もありますが、これは夜空に上がる花火のようなもので、いつまでも輝いてはいられま
せん。
やはり餅は餅屋、それぞれの専門の方が作られたものの方が、感覚が多彩でより魅力的なものになる筈で、
色々のアドバイス、協力が得られ発展性も大きいと思うのです。
亜矢姫のお考えは全く妥当で謙虚なものに思え、成程とうなずかせるものがあります。それにしてもこの若
さでこの思想、やっぱり大器ですね。ますます感心した次第でした。

以上、2007/4/30 演歌桜・亜矢桜に投稿

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返事ありがとうございました

こがれもん様へ

確かに亜矢姫の<流れて津軽>は重厚でソールフルとでも云えばいいのか....、3番までだと腹一杯になりすぎるのかもしれないですね。
納得です。

それにしても、....亜矢姫のCDもうちょっとファンは頑張って買って欲しいものです。

如風さまのコメントにお答えします

私は、ブログや掲示板めぐりを日課にしており、熱いコメントに出会うのを楽しみにしております。今後とも、よろしくお願い致します。

さて、「流れて津軽」の件については私も深くは知らないのですが、過去に亜矢姫がどこかで(ラジオ?)語っていたことを思い出しますと、亜矢姫を含めてのテイチクの会議で次のシングルを出すについて色々検討が行われた時、作曲の村沢良介(チコ早苗=同一人物)さんが、同席していて、亜矢が歌うのにピッタリの歌があるのだけれど、と、この歌を提案されたそうです。過去何人も歌っていて思わしい成果も無かったようですが、村沢先生はこの歌に思い入れが強かったのだと思います。

そこで、販売戦略上、歌詞を短縮して売り出そうと決定されたようで、ご指摘の歌詞になりました。ただ、これには当然に作詞の松井由利夫さんも関わったものと、考えるのが妥当と思います。
亜矢さんのこの歌は3分少々の短い曲ですが、独特の重い(重厚な)歌声によって”ごぜ”さんの世界が胸に迫ってくるように感じるのですが如何でしょうか。これは3~5万枚は売れたのではないかと思われますが、「流れて津軽」と言えば島津亜矢というのが定着したと思います。

余談ですが、清水まり子さんがラジオ番組に出演された折、このことについて「島津亜矢さんがこの歌を歌うと聞いたとき正直ビビッタ」と話されていましたから、歌手仲間の間でも亜矢さんは特別の存在に見られているのだということが解ります。その後は、清水まり子さんもメディアへの露出が少し多くなったような気もします。

以上、判る範囲でお知らせいたします。

質問宜しいでしょうか?

こがれもん様へ
如風です、ご無沙汰しております。
ちょっと質問宜しいでしょうか?実は先日から気になっていたのですが
「清水まり子」さんの流れて津軽を聴くと歌詞が1-3番まであるのですが、亜矢姫のそれは2番が無く、かつ3番?の頭の歌詞もちょいと違いますね。同じ曲名なのにこのように歌手によって歌詞が異なるというのはよくあることなのでしょうか?
何らかの意図があってこのようになったのでしょうけど....。
亜矢姫の流れて津軽は大好きな曲なんだけど、ちょいと短いのがもったいないような気がしないでもない(^^;;
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    亜矢姫の唄は芸術だと固く信じているおじんです。
    コンサートなどに参加したい気持ちはやまやまなれど、不如意のことが多いので、これは条件が整い次第となっています。

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