リサイタル2009「熱情」に感動

むかし、こんなことを書きました・・・・・。

皆さま今晩は。
リサイタルの会場では多くの亜矢友さまにお会いすることが出来、積もる話に花が咲いてとても楽しいひと
時を過ごさせて頂きました。有り難うございました。
さて、恒例になっている秋のリサイタルも今年で21回目になるそうですが、殆んどデビューに近い時期か
ら続けてきておられる訳ですから凄いことです。
私も東京、大阪、名古屋の各会場で鑑賞させて頂きましたが、どの会場でも期待に違わず素晴らしい公演を
見させてもらいました。また、入場者が多かったのも“我が意を得たり”でとても嬉しかったです。
客層は熟年の方々が多かったと思いますが、この年代の方々は値打ちを感じないものに無駄な出費はしない
主義が浸透していると思いますので、どの会場も大入り満員の状況は本当に凄いと感じました。

さて内容です。今年は初めてゲネプロを見させて頂きましたが、本番直前のリハーサルとは言え、第一部の
殆んどを見聞きさせてもらうことが出来、貴重な体験をさせて頂きました。
特に舞台が例年にも増して華やかになっていて、これほどの舞台仕立てはテレビで拝見する演歌の方では見
たことも無いなあ~と思いつつ、これもやはり亜矢姫の実力と人気が多くのファンを呼び込むことでお金を
かけることが出来るのだな~と、1人合点しながら思ったことでした。

このとき、今大評判になっているあの「I Will Always Love You」を初めて聞かせてもらったのでしたが、
予備知識など何もありません。が、とにかくあの声(とてつもない美声)に圧倒されて非常な興奮を覚えて
涙が流れてしまいました。人間って意味など何も解らないのに人の声だけでこんなことになるなど、ほんと
に初めての体験をさせて頂きました。
NHKホールの2階席、比較的前列の方でしたがあの美しい高音での裏声と地声が絶妙のバランスでホール
いっぱいに響き渡り、その包まれ感によって気持ちは昂ぶり且つ陶然となり、私は忘れえぬ感動を覚えさせ
てもらいました。貫田さんのサックスも華を添えてとても素晴らしく、印象的でした。

オーディオの世界でのベストリスニングポジションについては深く研究され、そう多くのポイントがある訳
で無いのは周知のことですが、思うにコンサートホールにおいてもベストのポジションがあるとすれば、N
HKホールの場合はあの2階席の前列側かなと思ったりします。「亜矢研」サイトで何方かが、もと「のど
自慢」の司会をされていたアナウンサーの方お二人がこの席で鑑賞されておられたとの書き込みを読ませて
頂きましたが、関係者の方々は言わず語らずにこのことを承知されておられるのかなと、考えたりしていま
す。また、コンサート用のニュー・スピーカーも姫さまの美声をより際立たせてくれたかも知れません。

そして本番では、この歌を含め数々の好楽曲を聞かせて貰いましたから、大いに満足し楽しませて頂いたの
は言うまでもありません。
また、バンドさんもNHK番組「昭和の歌人たち」ではバック演奏を務められたほどの一流揃いですから姫
様の唄と調和した見事な演奏を聞かせてくれました。客演された尺八の素川さん、三味線の金沢さんも熱演
でとても素晴らしかったと思います。
以前にヘンリーバンド(高橋真梨子さんのバンド)の方が話された記事で、唄が巧いと背中がゾクッとする
程に調子が乗ってくるという話があったのを思い出しますが、きっとAYAスペシャルバンドの方々も、そ
ういう事が多々あるのではないかしらと思ったりしています。

さて、名作歌謡劇場長編ものは“リサイタルでは、なくてはならないもの”として定着していますが、ファ
ンにとっては“今年は何だろうか”との、あのワクワク感は堪らない楽しみでもあります。
今年は「浦里」でしたが、例年通り凝った舞台仕立ての中での姫様の歌と踊り、役への成りきりでの熱演が
とても素晴らしく、固唾を呑んで観させてもらいました。練習の時間がそんなに多くなかったと思えるのに
あれですからね~、いろいろの意味を含めて本当に凄いと思います。

「浦里」の作詞は“吉岡治”先生です。吉岡先生は「天城越え」「命くれない」「大阪しぐれ」などが代表
曲として有名ですが、今年4月に放送されたBS2「昭和歌謡黄金時代」に先生が取り上げられて色々のエ
ピソードが歌手のコメントも含めて語られました。
先生は~女うた・女心~・女の情念~を、巧みに描く作詞家であると紹介されていました。亜矢姫の歌では
「都会の雀」「裏みちの花」があります。裏みちの花は今年のリサイタルで歌唱され、生歌は初めて聞かせ
てもらいました。他に「北海恋唄」「幾山河」「恋日和」などがありますが、みんな好い歌ばかりです。思
うに、姫様の歌ほど新旧取り混ぜて多くのファンに聴かれているのは他に例が無いのではないかな~と想像
します。

先程の番組では、先生も当時あまり体調が良くないような感じが見受けられたにも係らず、詞を書きたいと
いう執念は、とても強いものがあると映像を通して感じました。
中でも、ご自身のなかでも満足のできるもの、これぞと思うものをどうして書きたい、書き残したいと悲壮
な面持ちで話されていたのを思い出します。視聴する私が想像するに、石川さんかな、川中さんかなと考え
ていましたが、亜矢姫様にも今度のような大作をご提供下さったことに、軽い驚きを覚えると共にとても嬉
しく思いました。

「浦里」の内容は公演を二度、三度と見聞きさせてもらっても、深い処まで理解するのは困難ですが、これ
からDVDも発売されるので、大いに楽しみにしているところです。落語での「明烏」新内での「明烏夢淡
雪」など、二人の名は「山名屋浦里・春日屋時次郎」になっているそうですから有名な話なんですね。

長編ものでは、今年は何を演じて下さるのかしらと知りたい気持ちは小さくないのですが、今度の場合は全
く聞こえてきませんでした。公演当日、プロジェクターを使ったナレーションはあるにしても、予備知識無
しにいきなり見せて頂くのはあまりに辛い。
昔、映画を見に行くとキャストや粗筋を書いた紙をくれて上映前に目を通すことが出来たし、サークル誌或
いは雑誌で、見るまでの楽しみを残して事前に紹介がありましたので、より楽しめたと思います。
諸々の事情はあるのだと思いますが、せめて差し支えのない範囲でリークして欲しいなあと思うのは私だけ
でしょうか。
それと「浦里」の終わり方ですが、私は3会場で鑑賞させてもらいましたが、それぞれ少しづつ違っていま
した。何かの目的の為に実験されておられるのかなとも感じますが、一番気持ちがストーンと落ちたのは大
阪公演でした。バンドの最後の強奏も余韻を残して印象的、自由になって高く高く舞い上がっていく姿も、
あの世での幸せを想像させるようで印象的でした。私には大阪が一番でした。人それぞれ思いは違うのだと
は思いますが。

姫様には今回も、歌、演技に熱演を披露して下さり、心から感動させてもらいました。ここで改めて有り難
うと申し上げたい気持ちでいっぱいです。リサイタルで一区切りついたことと思いますが、充分に英気を養
って頂いて、次に向ってますます発展されますことをファンの皆さまと共に祈りたいと思います。

以上、2009/11/5 演歌桜・亜矢桜に投稿

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    亜矢姫の唄は芸術だと固く信じているおじんです。
    コンサートなどに参加したい気持ちはやまやまなれど、不如意のことが多いので、これは条件が整い次第となっています。

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