御園座へ走る

「BS日本のうた」での 、布施明さんとの思い出のスペシャルステージの放送は2010年12月12日
でした。収録は埼玉県の本庄市民文化会館からで、収録は11月18日。この日は奇しくも星野哲郎先生の
お通夜の日でしたが、涙を堪えての熱唱はあとあとまで語り継がれるほどの名演となりました。
月日の経つのは早いもので、もう丸2年が過ぎてしまいました。

もう全て思い出の部類に入るのですが、番組ホームページでの構成作家さんの二人を讃える名文がとても心
に残りましたので書き残しておきました。以下に再現しますので、触れてみて下さい。


番組後半のお楽しみ、「スペシャルステージ」は歌と歌とがぶつかり合う布施明さんと島津亜矢さんの共演
です。
天性の歌唱力、ダンディーさにかけては天下一品、布施明さんの胸を借りるどころか、真っ向、堂々と歌で
挑む島津亜矢さんの姿はお見事の一言。
お二人の代表曲を交換したり、布施さんが胸に迫るラブソングを熱唱すれば、島津さんは名調子、台詞入り
演歌を披露したり、見どころ聴きどころ満載です。
極めつけはラストソングの「My Way」。
感動と涙のステージをあなた自身の目と耳に焼き付けてください。
埼玉県本庄市からお送りする「BS日本のうた」、見逃したら年は越せませんよ!

埼玉県本庄市回担当:構成作家 井上知幸


むかし、こんなことを書きました・・・・・。(昨年です)

長兵衛様、ふんこがすぞ様、皆様今晩は。
行ってきましたよ、御園座へ!!
北島康介さん流に「チョー気持ちいい、なんも言えねぇ~」と言ってしまえばそれで済むのだけど、能なし
がそんなカッコつけて言ったって、ヤイ!ふうてん野郎、お前何しに出てきたんだと怒られそうだから、下
手くそは承知ながら、感じたままを少しだけ書かせてもらいますね。

亜矢姫さまにとっては、この5月の御園座公演が初の座長公演で、記念すべき公演になっているのですがフ
ァンにとっても期待され続けてきたものが、やっと実現した訳だから嬉しさはひとしおです。
そんな期待感が心を一つにして劇場は大賑わい。我らが亜矢姫が一旗揚げりゃ、ヘン!こんなもんだあ~と
、鼻も高くなろうというものですが、しかし、昨日観させてもらって、そうとばかりも言えない面も少しは
あると感じたのでした。
公演の演者はその道の芸に秀でたプロばかりだから、繰り出されるパフォーマンスは素晴らしくて観衆を酔
わせるものを持っておられる。また、それぞれの方々に熱いファンが付いていて激励応援にかけつけるとい
う図式を考えれば、その人選は長丁場を乗り切る為の重要な要素となるのかしら思ったりします。

また、構成演出も重要で、昨日も有無を言わさない楽しさを味わわせてくれたのは、演目二の「熱唱!島津
亜矢 愛・夢・感動」での舞台でした。(構成演出は:菅原道則さん)覚えておかなくては。
これはもう、今までに見たことのない斬新さで、手許にリサイタルのビデオが十数本あるが、そのどれでも
に見られないものだ。正に、愛・夢・感動。
例えば、亜矢姫の流麗に流れる歌声を中心に、藤秋会の三味線の方々、葵好太郎さん、ダンサーさん、亜矢
スペシャルバンドに素川さんが加わって、息をつかせない程の乗り乗りの演奏とパフォーマンスで、魅せて
聴かせてくれる。
遠い昔、宝塚公演を観た時の感激を思い出してしまったが、思いが古すぎて芸能文化に疎いのが露わに出て
しまってちょっとお恥ずかしい。

動と静、「梅川」では亜矢姫と葵好太郎さんとの絡み合いがお見事、正に幽玄の世界だ。
私が鑑賞した時は姫様は台詞のみで歌はなかったけれど、忠兵衛の立ち回りを引き立てるための演出と考え
れば、十分に納得できるものと感じた。
葵好太郎さんのファンの方も充分に満足されたことだろうと思います。

それと、この時演奏された曲は創作曲だと感じたが、素川さんの篠笛(?)が何とも言えない雰囲気を出し
ていて忠兵衛、梅川の道行を見事に際立たせていたと思います。衣装、ライティングも情景にマッチしたも
のでいやが上にもその世界に引き込まれる。もし、これがビデオにならず、この公演だけで終わるものとし
たら、誠に残念ことと思わざるを得ない。
これらの情景は言葉では絶対に表わすことは出来ないから、ファンは見逃してはならないと思うけれど、こ
れは自分の身勝手な思い。全国あまたの地区からとなると、まちまちの事情もあるでしょうから不都合な方
もおられるでしょう、無理にお勧めは出来ません。乞う、ビデオ発売ですね~。

演目一の「会津のジャンヌ・ダルク」は本格演劇の二幕仕立。
多士済済の出演者に囲まれて主役を演じられたが、あそこまで演じられるには並大抵の努力ではなかったろ
うと想像できるだけに尊敬の念さえ覚えます。
ただ、呉で演じられた‘忠太郎’や、リサイタルで演じられた‘お吉’や‘お徳’の時のような感情高ぶる
迫真の場面は無かったように感じたが、これは台本にもよるだろうから、観客は演じられるままに観させて
もらうだけだ。
印象深かったのは亜矢姫の立ち居振る舞いの美しさと、さらには袴姿などが様になっていて何とも恰好が良
いことだった。それと、亜矢姫は台詞を話すときに顔の表情が一緒に出ていて如何にもホンワカとさせられ
る場面がかなりあったように感じるが、これは亜矢姫の持ち味で、特徴なのかも知れない。
いずれにしても、姫さまにとって本格芝居は初めてのことであり、先輩俳優さんから学ぶことも多いことと
思うが肥やしを蓄えて益々成長進歩されることを期待して止まない。

田中健さんがケーナを奏する前に話されていた。亜矢姫は人として本当に素晴らしい方だと。そして芸に対
する向き方も真摯で、今日も芝居の中で昨日まで無かった目線を入れてきてドキリとする場面があったが、
日々に進歩する芸は千穐楽を迎える頃には芝居も相当に変わったものになっているだろうという褒め言葉が
ありました。
亜矢姫は人を心酔させる何かをお持ちのように思えるが、ブログやTwitterに目を通すと、その類のコメン
トが幾つも出て来るから、田中さんの話も世辞では無く心底からの話だと思う。
やっぱり、亜矢姫さまには徳、いや芸人魂があるのですねぇ。

昨日は、存じ上げる亜矢友さまに何人もお目に掛かることが出来て、心も弾む思いでした。皆様お声掛け有
り難うございました。
みづは様、吉三郎様 いろいろお世話になり有り難うございました。

以上、 2012/05/17『亜矢姫』談話室に投稿

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    亜矢姫の唄は芸術だと固く信じているおじんです。
    コンサートなどに参加したい気持ちはやまやまなれど、不如意のことが多いので、これは条件が整い次第となっています。

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