民放、歌謡番組の視聴記

新年があけました。
皆さまにおかれましては良い年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
このような拙いブログですが、飽きずに訪れて下さる方もいらっしゃいます。皆様のご支援を励みとして細
々ながら今年も続けていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

振り返れば、昨年は民放各局で歌謡番組があたらしくスタートし、演歌・歌謡曲の復権が到来したのかと勢
い込む程に嬉しさがこみあげたものでした。(もちろん、島津亜矢さんを中心に据えてのことですが)
個々の番組を捉えてみれば嬉しさ少々のものもありましたが、現在のところ、それぞれの番組はまだ続いて
おり、いずれ大感激の場面が観られるかも知れませんので、期待感を持ちながら視聴していきたいと思って
います。

1月8日にはBS朝日の「日本の名曲 人生、歌がある」に島津亜矢さんが久々に出演されて、その圧倒的
な歌声を聴かせて貰うことが出来ましたが、まさに圧巻と感じました。この番組の構成・演出はプロの
疋田拓さんが中心的に係わっておられますが、「BS日本のうた」や島津亜矢さんのリサイタルなどでも
おなじみの方ですね。興味がお有りの方はこちらをどうぞ。 http://bit.ly/JWIKrP 


また、BSジャパンの「徳光和夫の名曲にっぽん~昭和歌謡人」の初回放送にもご出演されましたが、これ
は期待した割には番組のコンセプトに一貫性がなく、インタビューも偏りがあったせいか感動も薄く、演出
そのものに少々の不満も覚えました。Web上の評判もそれ程良いものを見ません。
あの時、共演者とのコラボ場面では姫さまは発声をかなりセーブして唄われたように感じましたが、相手に
相当な気遣いをされて唄われたのではないかと思えました。
裏返して言えば相手に合わせて如何様な唄い方でもできる亜矢姫は、常に相手の息を計りながら唄い、決し
て調和を乱すようなことはされない。いつも感じることなのですが、これが非凡なところだと常々思ってい
ます。

BS日テレの「歌謡プレミアム」は赤坂泰彦さんと馬場典子アナが一人の歌手を迎えて、その歌手の余技や
エピソードを歌を交えながら紹介していくという番組ですが、なかなかに楽しめる番組と思います。ここに
、早く亜矢姫さまが登場してくれないかと心待ちにしているのですが、その時はプレミアム版で願いたい。

正月1日には久米宏の日本百年物語~流行歌の百年~が放送されました。内容は秋元康さんが選んだヒット
曲100曲を取り上げて近田春夫さん久米宏さんとで語り合うというものでしたが、話が未来へも飛んで、
なかなか考えさせられるものがありました。
そこで、面白かった話を一つ二つ、ある歌手の楽曲が出来上がると、仮歌の歌手(音大生等)が譜面通りに
まず唄って聞かせるのだそうですが、この時はあまり面白くないのだといいます。そして、アイドルなど多
少ピッチの悪いところがあっても、唄い込むうちに不思議な味がでるのだと話される。

こんな話から連想するのは亜矢姫の新曲「かあちゃん」です。いつもは譜面など目を通さずにひたすらCD
をリピート聞きするばかりなのですが、今回は歌を覚えたいために譜面を見ながら聞き続けたのです。
すると、どうでしょう、音符の一音一音を全く正確に唄っておられると思える。最近カラオケ用の譜面を見
ることが多いので尚更にそう思える。
姫さまの場合、仮歌など歌う人は存在しないと思うし、「味」などと一言で表現できる程単純なものではな
いというのは何方もが認めるところでしょう。

それでは、姫さまは上手すぎるから大ヒットが出ないのだろうか、いやそうではない、上手いからこそ聞く
耳のある人の心を捉えて離さないのではないか。ファンはリリースされた歌なら、どんな昔のものでも聴い
てみたいという欲望に駆られる、これが姫さまの歌の特質であって、これぞ知る人ぞ知る亜矢ワールドなの
だ。やっぱり、人を感動させる唄い方が出来る方こそが斯界のオーソリティーたり得るのではないかと、合
点しなければ辻褄が合わないのだが、ヒットに成る成らないは別次元の話なので、味でヒットが出ることが
あるとすれば、不思議のひとつではあります。

ヒット曲には‘つかみ’があるのだというが、一曲のヒットだけで生き続ける人がいるから合点がいく面も
あるけれど、しかし、それだけでコンサート会場を満杯にできないのも現実だ。
なにも大ヒットだけがヒットではない筈で、AKBの歌が100万枚売れようが、これが人口に膾炙してい
るとは言い難いと思える。おそらく若い愛好家だけのものだろうから10年後に巷で歌われ聴かれているか
といえば、はなはだ疑問に思える。それほどに今メディアで持てはやされてものが‘あやふや’なものに思
えて仕方ない。ただ、この仕組みを考えて時代の寵児となっている方は誠に凄いとは、思う。

それともうひとつ、スター性のことだった。
「スターとは、昔は手の届かないところにいたものが今はすぐ近くにいる」と秋元さんは話される。
阿久悠さんは「スターとは手の届く高嶺の花か、手の届かない隣の姉ちゃんだ」という言葉を遺しておられ
るそうだが、なるほど意味が深くて、さてどうなのかと考えさせられる。
亜矢姫の場合を考えると、すぐ近くにいる方なのか、手の届く高嶺の花なのか、手の届かない隣の姉ちゃん
なのかと問い直せば、私などは常に畏敬の念を込めて遠いところから眺めているだけだから、どの言葉も当
らないが、さて、多くのファンの方々はどのようなポジションをお持ちなのか、これまたなかなかに興味が
湧くところではあります。

ヒット曲については、将来はネットの中から世界的なヒットが生まれるのではないだろうかとの見解を盛ん
に話されていたが、なぜヒットを狙うのかという根源的な話は無かった。
思うに、単に金銭的に潤う事を願うのか、有名になることを願うのか、有名になれば確かに将来の安定は約
束されるとは思うが、それだけが命題とも思えない。
唄うことによって人々に心の癒しや潤いを与え、生きる上での感動や希望を生じさせることに手助け出来れ
ばこれに勝る本分は無いと思う。コンサートに足を運んでくれた人達と心と心を結び合い喜びを共有する、
これぞ歌手冥利に尽きるものと思えますから、いまこの道まっしぐらの亜矢姫さまは幸せいっぱいな境地に
おられることと想像できます。

以上、くだくだと民放歌番組等を視聴しての雑感を書きましたが、もちろん違うご意見をお持ちの方も
おられると思います。ここは一個人が気ままに書いておりますので、不如意の点はお許し頂きたく
よろしくお願い致します。

 さて、12日の「BS日本のうた」では原田悠里さんが「涙の酒」を歌われました。この曲は1964年
に大木伸夫さんが歌ってヒットしたもので、ちあきなおみさん他多数の歌手がカバーする程の演歌の名曲で
す。また、ギターソロ曲としても弾かれる方も多いと思います。
この歌、ラックスマン様が、つい最近ご自分のブログサイト上に亜矢姫版をUPされましたので、お聴きに
なられた方も多いと思いますが、私は甚く感激しました。 http://bit.ly/1hllwXY  
作曲の水森英夫さんがラジオ「チップイン歌謡曲」の中で、演歌は唄い熟しにおいて世界一難しいものだと
時折お話になられますが、まさにその演歌の真髄を聴かせてもらうに恰好の歌唱と思われ、且つ比類が無い
ものと思われますますので、再度紹介させてもらいます。




 以下は蛇足になりますが、「日本の名曲 人生、歌がある」の放送後、
BS朝日さまに要望を送らせてもらったものです。

「この番組、2時間という長時間を使いながらも視聴者を飽きさせずに聞かせて下さる
ので、毎回好んで視聴させてもらっています。特にフルコーラスで聞かせて下さるコンセ
プトは今時の番組としては大変貴重で、歌手の方々の力の入れ具合もこちらに伝わって
きますし、時にとても大きな感動を得られることがあって楽しみです。
改めまして企画および製作スタッフの皆様にお礼を申し上げます。
演歌・歌謡曲が衰退したと言われて久しいのですが、どちらかと言えば中高年齢者の方が
嗜好する向きが多いとも思われますが、若い方でも良いものは良いと認識して下さる方も
多いと思います。そして、この状況下でもカラオケ文化も含めてこのジャンルを嗜好する
人は少なくないと思います。
演歌・歌謡曲は何十年と研鑽を積まなければ、人を感動させる歌は唄えないと仰る作曲家
の先生もおられますが、曲によっては劇的な構成要素で成り立っていて、芸術的とすら感
じさせる作品も存在します。それ程にこのジャンルは奥が深いとも言えるのではないでし
ょうか。そんな意味からもこの企画を挙げて下さった貴局に心から有り難うの意を表した
いと思います。
さて、8日の放送では久しぶりに島津亜矢さんのご出演があり、充分に意のある演出をこ
らして下さったことに我が意を得たりと感激いたしました。現在の番組はほぼ三つの構成
で成り立っていると思いますが、今後「喝采をどうぞ」コーナーなどで歌手の意外な一面
の歌(洋楽など)を聴かせて下さる企画なども加えてくださると嬉しいと思うのですが
如何でしょうか。時に目新しさを加えて頂いて、この番組のより良い発展を期待しており
ますのでよろしくお願い致します。」

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    Author:ふうてんの猫
    亜矢姫の唄は芸術だと固く信じているおじんです。
    コンサートなどに参加したい気持ちはやまやまなれど、不如意のことが多いので、これは条件が整い次第となっています。

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