CDを買って欲しい

この頃は伴奏音楽をコンピューターミュージックで作り出してしまうという話は前から聞いてはいたが、こ
の事を業界では「打ち込み」という専門用語で通していることを今度初めて知った。
素人の歌自慢の方でもプロを目指してCDを製作したとか、第一興商のダムカラオケに登録したとかの話を
ちょくちょく耳にする。
CD製作に「打ち込み」を利用しても、両方合わせて200万円は下らないというが、趣味が高じて来ると
費用のことより夢の方が大事という事になるらしい。

「打ち込み」の事では素人にはちょっと意外な面白い話がある。例のAKB48の楽曲は全て秋元康さんの
作詞らしいが、作曲については曲先で1000曲もの候補の中からコンペで選択されているらしい。
そして、アレンジは( 野中“まさ”雄一)と言われる方がコンピューターの打ち込みによって仕上げをさ
れておられという。そう言えば、AKB48をたまにテレビで垣間見ることがあるがバックバンドは存在し
ない感じだ。初音ミクが一時持てはやされたように時代はDTMも堂々と共存する時代なのかも知れない。

そして、プロの演歌・歌謡曲の分野でも「打ち込み」ミュージックが利用されるケースが意外とあるのかも
知れないと思えてくる。まして、プロを目指してCDを製作する人のものは間違いなくこちらだろう。
こんな時代を考えると、島津亜矢さんがミュージシャンと共に同時録音をしたアルバム「Singer2」など
はお金の掛かった超レアなCDと言えると思うし、現場の生き生きとした雰囲気を伝えるものとしては、誰
にも聴いてもらいたい第一級の優秀作品ではないかと思う。これを、深い思い入れをもって聴くリスナーも
至福ではある。
もちろん、ライブコンサートは音響効果がフルに発揮されて包まれ感があるから全身で感じることが出来、
プレーヤーで音楽を聴くのとは別格なのは当然だ。


最近ツイッターで「ダウンロードも嬉しいけどをCDを買って欲しい」と発言したことをきっかけにネット
界を賑しているという記事が、おとといのYahooニュースにあった。
NHK番組「プロフェッショナル仕事の流儀」のテーマ曲を作詞作曲されているスガシカオさんだ。
この方が作詞された「夜空ノムコウ」は中学生の歌唱曲となり教科書にも掲載されているという。そしてこ
れまでに発表したアルバム13作は全てがチャートのトップ10入りをし、男性ソロ・アーチストとしては
歴代1位に輝くのだそうな。
私の場合、歌は演歌・歌謡曲以外はほとんど聴かないからこの方の実績については今度初めて知ったが、こ
の方が活躍するソウル、J-POPなどの分野では相当メジャーな音楽家なのでしょう。

この方のツイートについて、業界事情を解説する記事が書かれていたので読まれた方も多いと思うが、以下
に少し拾い上げてみる。
・・・CDを販売するには、プレス代やパッケージ代、レコード店のマージンなど多額の費用がかかるが、
それでも、販売価格の半分程度は製作側に残ることになるという。この金額を、音源制作費、レコード会社
の利益、プロモーション費用、アーティストの印税、プロデューサーの印税などで分け合うことになるので
、アーティストの取り分は全体の2%程度(作詞作曲をしていれば著作権料としてこれに数%が加わる)が
相場だという。
ところがダウンロードの価格は1曲250円程度だから、2曲売れたと仮定しても、CDの半分以下の売上にし
かならない。この中で関係者が利益を分け合うことになるから、スガさんが主張するように制作費を確保で
きず、次のリリースのメドが立たないという事態は容易に起こり得るのだという。プロの音楽家は、音楽で
生計を立てていますから、次の作品を出すメドが立つか立たないかは、極めて重要なことなのです。・・・

・・・一方、業界では「打ち込み」と呼ばれるコンピュータ音源を駆使した制作手法の普及で、音源制作費
用も劇的に安くなっています。場合によっては1つのシングルが20万円くらいの費用で出来てしまうこと
もあり、これがダウンロード販売を後押ししている面もあります。しかし、スガさんが取り組む音楽は、ソ
ウルという独特のジャンルであり、スタジオで楽器を使い何度も録音を繰り返す必要があります。このため
、音源の制作費用が高くなりがちという事情もあるようです。・・・

こんな話からも、ダウンロードでなくCDをお買い上げ下さいという話も解るし、歌い手さんが必死にキャ
ンペーン廻りするのも頷けます。
最近はCD売り上げもダウンロード数も次第に減ってきているそうだが、反面コンサートなどのライブイ
ベントは売り上げを伸ばしてきているという。音楽業界ではダウンロードでは利益が出ないため、ライブな
どのイベントで利益を捻出するというやり方が主流になってきているといい、レーベル大手のエイベックス
も、CDやダウンロードでの販売よりもライブなどその他事業の売上げが上回っていると説明されている。

島津亜矢さんが所属する(株)テイチクエンタテインメントはJVCケンウッドの子会社だが、
(株)JVCケンウッド・ビクターエンタテインメントとは兄弟会社になる。そして、本体のエンタテイン
メント部門を統括するのは本体の執行役員でもあるビクターの社長だ。現在は本体が赤字になっているから
全部門総力を挙げて今の状態を立て直して貰わなければならない。
テイチクには島津亜矢さんのような超優秀なアーチストもおられるのだし、ビクターにはスガシカオさんや
桑田佳祐さんもおられる。
亜矢さんについては知名度が今少しの感があるから、先ずは強力なプロモートを行なって紅白に出場させ、
更に知名度を上げるという努力もやって貰いたいと思う。部門を統括するエンターテインメントセグメント
長の斉藤 正明さん、組織が変ったばかりの新任だから腕の見せ所だ。期待を持って注目したい。
ジャンル問わずの歌唱力で、この方に勝るアーチストなんてのは日本中どこを探したって絶対いないと思え
るから、センセーションを巻き起こして貰いたいんだ。然る後、ライブ公演などでは既存の業者と共存しつ
つ、新たなプロモート公演などへも事業の場を広げて、エイベックス並みの事業展開をすれば未来も明るい
というものだ。素人だから何でも言うさ。

この頃は、シングルCDが発売されてもターゲットはカラオケファン向けとしか思えないものが殆どで、新
鮮味が無い。まして、コピーなど簡単に出来てしまうから仲間同士で融通し合えばそれで済む。CDが次第
に売れなくなるのは道理だと思う。先日も、いま出たばかりの新曲を16曲も網羅したデーターCDをチョ
イ聞きさせて貰ったが、例の「お染」や「夕霧」がひと際異彩を放っていたね~。まさしく文化の創造だ。

島津亜矢さんの名作物のように、シングルでチャートを賑すような売れ方はしなくても、これはこれで後に
アルバムなどへの使い回しが出来るから、安心して出せるのだと思うし、じっくり腰を据えた聞き応えのあ
るものが出来上がる。むしろ、ファンがそれを期待している向きもあると思う。
とはいえ、亜矢さんは特別のエンターテイナーだから、全ての歌い手にそれを期待することは出来ないだろ
う。
しからば、イベントに招聘してもらうとか、ライブ公演を行なうとかになるのだと思うが、それも今までの
やり方での成功は難しいのではないだろうか。歌い手さんは皆さん芸術家なんだから如何にパフォーマンス
を発揮してもらうか、如何にしたらお客に喜んでもらえるか、そこのところの手立てが重要で知恵が要りま
すね。

いま、Webサイトでは亜矢武士さまの「お染」研究が連載されていて楽しいが、これだって亜矢姫の歌で
なけりゃ、先生だってこれに手を染めることは無かったに違いない。亜矢姫には力があるから先生をも走ら
す。そばからはやす‘みづは’さまもおられる。いやはや・・・楽し 全ては姫さまの・・・・・

くだくだ好き勝手な事を言いたい放題、まだ何か書き足りない感じがするが何だったか忘れてしまった??
今日はこの辺でご免蒙ります。
ついつい昔の“ふうてん野郎”の野放図癖が出てしまって・・・お気に召さない点はご容赦を・・

 
そうだ、そうだ、公民館でもらった紙切れ一枚(作者不詳)
 
 ☆ 年金を 親子で貰う 家が増え
 
 ☆ 老体に 耐震補強 杖一本

 ☆ カードなし ケータイもなし 被害なし

 ☆ あちこちの 骨が鳴るなり 古稀古稀と

 ☆ 八十路超え 大器晩成 まだならぬ

それでは、また・・・

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    Author:ふうてんの猫
    亜矢姫の唄は芸術だと固く信じているおじんです。
    コンサートなどに参加したい気持ちはやまやまなれど、不如意のことが多いので、これは条件が整い次第となっています。

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