ピアノの名手

何に的を絞って検索していたか、はっきりとは思い出せないのだが偶然にこの方のtwitterに行き当った。
吉田弥生さんのCDについて語っておられるのだが、短い語彙をならべて簡潔でいて全て言い尽くす文章が
お見事で思わず感心させられてしまった。
さらにツイートを掘り下げてみてもやはり同じ、この方はもう勉強になるからフォローだ。

吉田弥生さんについては、島津亜矢さんのアルバム「Singer2」‘わかって下さい’での伴奏で知ったばか
りだから、興味をそそられるのだが、この方は十数年前から「三番街の詩」を愛聴盤にされておられるそう
だ。そんなに良いものなら、このCDを自分も聴いてみたいという欲望に駆られたのは自然の成り行きで、
早速買ってしまった。亜矢さん以外のCDを買うのは本当に久しぶり。

調べてみると、発売は1995.1.25で現在は廃盤になっているらしいのだが、アマゾンでも中古の扱いがあり、
早速コンビニへ走って送金し、待つこと二日ぐらいだったろうか、それなりの美品で音の欠損は無し。
「三番街の詩~さだまさしメロディー集~」
CD背表紙のコピー文は次のように書かれている。
ピアノの名手( 吉田弥生 )、世界最高のピアノ( ベーゼンドルファー )、最も優れた録音方式(デジタ
ル・ダイレクト・レコーディング)が三位一体になって繰り広げる、究極のさだまさしメロディー集。
さだまさしのバンドの一員だった吉田弥生のピアノによるインストゥルメンタル。

そして歌詞カードでは‘さだまさし’さんが《讃》を書いておられる。
 吉田弥生は、天才である。
 ただの天才ではない。もう、あのね、めちゃめちゃ天才だ。
 第一、シャイだ。めちゃめちゃシャイだが、内側の情熱ときたら、ウランも溶かす。だから変人だ。
 ・・・・・
 テクニックは群を抜いている。だが、もっとすごいのは、その音楽性だ。
 知識は、その応用をを伴って初めて教養に至る。知識だけでは頭でっかち、応用ばかりじゃ要領どまり。
 ね、音楽も同じ。
 分かりやすく言うと、彼女の音楽は、教養にあふれているわけ。
 でも、ここまでの天才は他にも居る。ここから先が「超」との分かれ道。彼女は、その上にセンスと、
 体温を足す訳だ。更に反応の速さ、理解力と足すからほーら、もうめちゃめちゃ。・・・・・
 ・・・・・・・・・・・
さだまさしさん、小説も書かれるから文章はすばらしく上手ですね~。このCDどんなものかと、わくわく
させられる。

今度の購入にあたり、もう一枚「Pretty Bach」プリティ・バッハも購入した。こちらは2011年の発売。
背表紙には次のようにある
天性の才能でスタジオミュージシャンとして活躍する紅林弥生(吉田弥生)と、クラッシックで鍛え上げた
新進気鋭のピアニスト佐田詠夢(さだまさしさんの長女)。
対照的な個性を持った二人がその才能を持ち寄って奏でる二台ののピアノは、時に火花を散らし、時に緻密
に絡む。独創的な編曲により刺激的でエレガントなクラシック曲を創造するピアノデュオ。・・・・・

さて、これらのCDを聴いて論評する力などさらさら無いのだが、ただ感想だけ述べるとすれば、
「三番街の詩~さだまさしメロディー集~」の方は、さだまさしさんの曲がアレンジされているから、詞の
内容のごとく叙情性と優しさがあふれ出ていて心地良いし、冒頭のtwitterの方が‘ほろほろ聴く’と表現さ
れているのが言い得て妙だと感じるのですが、こんな表現をされる感性もまた素晴らしい。

「Pretty Bach」は時にエキサイティングなところもあり、聴く方の感情が乗ってくるところもあって楽しい
し、新鮮です。(こちらでの使用楽器はスタインウェイ)

何れもヒーリングミュージックとして聴いても落ち着いた気分に誘われて、そのゆったり感が異空間に遊ぶ
ようでとても楽しめるものと思うのですが、興味のあるお方はCDを入手されてみては如何でしょうか。
きっと、損はないと思うのですが。


ところで、スタジオミュージシャンという言葉が出てきましたが、ネットで調べてみると相当に能力の高い
方がそのように呼ばれているようです。
スタジオミュージシャンになるには、楽譜が読める、アドリブにも強い、その場で譜面を渡されても、すぐ
に演奏できる「初見演奏」ができなければならないとあります。
また、「キー」や「テンポ」などの変更にも、即座に対応できることが大切で、言われた演奏をきちんとこ
なすだけでなく、応用力も要求されるようです。
スタジオミュージシャンとは、ソロの歌手など自分以外のミュージシャンがCDのレコーディングをする際
に手伝う形で演奏を行い、収入を得ている人のことを言い、自分のバンドやグループではなく、他人のため
に演奏することが中心となるが、自ら作曲や編曲を行う人もいると説明されています。

吉田弥生さんは紛れも無くスタジオミュージシャンで、‘わかって下さい’は生録音(同時録音)されたよ
うですが、その時の様子を亜矢さんがご自身のブログに感嘆を込めて書いておられます。

なお、他のミュージシャンがライブなどを行う際に同行しサポートメンバーとして演奏をする人のことは、
サポートミュージシャンと呼ばれるそうだ。
スタジオミュージシャンとサポートミュージシャン、私には知らない言葉を覚えましたが、元を正せばみん
な島津亜矢さんに関連することを検索するうちに行き着いたもので、いろいろの事が教えてもらえます。

ところで、8月11日のBS日テレの「歌謡プレミアム」に因幡晃さんが出演されたので視聴しました。
因幡さんは1975年、第10回ヤマハポピュラーソングコンテストに『わかって下さい』で出場し最優秀
曲賞を受賞しましたが、これがデビュー前のことらしく、その後いきなりこの受賞曲を引っ提げてデビュー
するのですから、変わった経歴をお持ちということになります。 この時のグランプリは中島みゆきさんの
『時代』だったそうです。

因幡晃さんは誠実味に溢れ、とても情に厚い方のように感じましたが、お人柄そのままに書かれる詩は如何
にも叙情的でとても深みを感じます。今回、まだレコーディングされていない『涙よ今祈りになれ』も特別
に唄われましたが、沁みましたね~、とても良い曲でした。この番組では、尾崎豊の「I LOVE YOU」も唄わ
れましたが、コメントがまた素晴らしかった。
・・・名曲です。歌い継いであげなければいけない。素晴らしい名曲だと思います。・・・
他人にカバーされる曲を持つということは、ご本人にとってはとてもステータス性があって、嬉しいことか
も知れませんね~。
それではここで、島津亜矢さんと吉田弥生さんとのコラボ曲『わかって下さい』聴くことにします。

そうだ、そうだ!!、お二人のコラボで『帰らんちゃよか』も、いつか聴いてみたいですね~。これ願望。

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    亜矢姫の唄は芸術だと固く信じているおじんです。
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