荒尾の名演 BS日本のうた再放送

やっぱり島津亜矢さんの唄芸は視る者を虜にしてしまいますね。我をも忘れさすほどの名人芸だとつ
くづく感じさせられました。
2002年5月11日に放送された熊本県荒尾市にて収録の「BS日本のうた」の再放送(スカパー
銀河)があったので視聴しましたが、瞬きも忘れさせる程のパフォーマンスは正に圧倒的で異能の歌
姫だとの思いを新たにしました。

初回放送時、録画もしてDVDにバックアップもしたのですが録画機が不調となり何れも再視聴不能
になっていたので、今回の再放送はもの凄く嬉しかった。
特に今はスカパー銀河もハイビジョン放送になっているので、この点も楽しみが増えましたね。
当時は確かBS2での放送で画質もあまり良くなかったような記憶があるのですが、今回のは通常の
HD映像より多少落ちるかなというぐらいの画質でしたが、それでも放送自体がHVだから見始めて
しまえば十分に美しくて期待通りでした。
当時私は、何も知らず偶然に視聴しましたから視聴後の印象で凄い歌い手さんがいるものだと新鮮な
驚きを覚えたのを思い出しますが、この放送から島津亜矢という名前が脳裏に深く刻まれました。

そう言えば、当時の小泉総理もこの番組を視ておられて凄い歌手だと言われたとかいう話も後で伝え
聞きましたが、小泉さんでなくてもこのパフォーマンスを見せつけられたら、誰でもがそう感じたに
違いありません。そういう意味で、知る人ぞ知る世界で積み上げた至芸はこの放送を契機に広く世間
に知られることになったと思われるのですが、それでもまだまだ世間は広いから知名度において直ぐ
には人口に膾炙するとまでは行かなかったように思われます。

この時のワンマンショーでの歌唱曲は [都会の雀] [演歌桜] [波] [俵星玄蕃] [ひばりの佐渡情話]
[夜桜挽花] [おさん] でしたが、特に名作歌謡劇場から台詞の入る [おさん]を入れ、三波さんの歌
謡浪曲 [俵星玄蕃] を入れるなどパフォーマンス性から言って圧倒的な構成でした。
この若さで、この唄いっぷり、この台詞回し、この歌唱と演技、どれをとっても質が高いと思わせる
ものばかりでしたから、我をも忘れさすほどの名人芸だと感じたのは必然でした。

ちなみに、この時共演された歌手の方は、ペギー葉山、大月みやこ、松村和子、松原のぶえ、香田晋
五代夏子、藤原浩、城之内早苗、門倉有希、石原詢子、嶋三喜夫、氷川きよし、の皆さんでしたが、
メインのパフォーマーが特別の人だと視る方も気合が入るのか共演の歌い手さんの歌にも身が入る。
司会は宮本アナウンサー、構成演出は後の呉での[瞼の母]を演出された福家菊雄さんでしたから、コ
ンビとしては申し分ない方々でした。
しかし、亜矢さんの一気に7曲もの圧倒的パフォーマンスを目にされた同業歌手の方々の心境たるや
如何だったでしょうか、少なくとも演歌歌謡曲の未来に明るい光を見たのは間違いの無いところだと
思います。もう一つの面から言えば、亜矢姫のゆるぎない実力を世に問い、頭角を顕著に現すきっか
けになったことも間違いの無いところだと思います。まさに歴史に1ページを刻んだ記念碑的番組だ
ったと思うのです。

スカパー銀河では、繰り返しの放送もあるようですから未だ視ておられない方は時々番組表でチェッ
クされては如何でしょうか。(BS日本のうた#24)


28日は歌謡コンサートを視聴しました。
[海鳴りの詩]を唄われましたが、やっぱりハギレが良くて言葉がはっきりしていて気持ちが良い。
亜矢姫は世間で歌が上手いと評されるが、歌に対する向き合い方が真摯で手抜きが無いことも大きな
特徴だと思います。歌唱テクニックはそれと思わせないようにごく自然使い分けられるように思うが
、例えばこの歌でも1番、3番とも最後にヤンサエーを繰り返すが3番の3回目のヤンサエーの終わ
りは息を絞らずに一気にピシャリと切り落としておられる。
専門的なことは分からないが、他の方ではあまり例をみないテクニックに思える。カラオケでいうフ
ォールとも違うのですねェ~。さて、何と言うのでしょうか、他にもテクニックがいっぱいあるので
しょうねェ。それが、人には見えない、見せないところがプロ中のプロだと言われる所以かも知れま
せん。

ところで、歌い手さんによっては時に本来の歌より違った「歌いまわし」をすることがあります。
妙におどけて歌って聴かせたり、歌い出しのタイミングをずらしたり、音の伸ばし方を変えたり、雰
囲気を変えたりして、いわゆる本来の歌を「くずして」別の味付けで唄われる場面を時々見かけます
が、こんな唄い方を専門語では「フェイク」(本来の意味は「ニセモノ」)と言うらしい。 歌の場
合はテクニックのひとつだとされているらしいのですが、私の場合、聴きづらくなることが多いし、
好きでは無いので殆んど敬遠します。
昔で言えば、ひばりさんがこういう唄い方をされる事が時々有りましたが、歌を小馬鹿して唄うと感
じられて、当時からあまり好きではありませんでした。

やはり、歌は正統派が一番ですよね。島津亜矢さんのように!!

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    Author:ふうてんの猫
    亜矢姫の唄は芸術だと固く信じているおじんです。
    コンサートなどに参加したい気持ちはやまやまなれど、不如意のことが多いので、これは条件が整い次第となっています。

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