演歌 涙の酒

都々逸(どどいつ)は、江戸末期に初代の都々逸坊扇歌(1804年-1852年)によって大成された口語
による定型詩。
七・七・七・五の音数律に従うのが基本だとされるが、五字冠りと呼ばれる五・七・七・七・五とい
う形式もあるという。元来は、三味線と共に歌われる俗曲で、音曲師が寄席や座敷などで演じる出し
物であった。 主として男女の恋愛を題材として扱ったため情歌とも呼ばれるという。(以上、Wiki)

その都々逸の一つに下の様な歌があります。
☆ 恋に焦がれて鳴く蝉よりも、鳴かぬ蛍が身を焦がす

上の歌は男女に共通して読むことが出来ますが、思い出すのは島津亜矢さんが昨年と今年、劇場公演
で演じられた「おしずの恋」での‘おしず’さんにも相通じるところがありますねぇ。
こんな、身を焦がすほどの恋情を演歌に仕立て上げた古い歌が今も歌い継がれています。

往年の歌手:大木伸夫が唄った「涙の酒」です。
作詞は中山邦雄 作曲は小池青磁となっていますが作詞が伊吹とおる となっている場合もあり、その
辺の詳しい経緯は分かりません。大木さんは1925年(大正14年)のお生れだから、ご存命であ
れば今年90歳になる。
Wikiを見ると浪曲家を振り出しに歌謡界でも華々しい活躍をされたようで、「涙の酒」は1964年
の発売以来、数次に亘り再リリースを繰り返したようだし過去に多くの歌い手さんもカバーで唄って
いる。ごく最近ではBS朝日の歌番組[日本の名曲 人生、歌がある]でも五木さんと神野さんがコラ
ボで唄われたのは新しいところだ。

この歌、男心のやるせない灼熱の恋が詞になっているから、その悶える心情を表現できているものを
聴かせて貰おうと思うと、しっくりとくるものに出会うのはなかなかに難しい。
ただ譜面どおりに綺麗に唄ってもらうだけでは平板になってしまって面白くないし、かと言ってあま
りに作りすぎてしまってもいけないし、歌い手さんにとってはその頃合い加減がとても難しいのでは
ないだろうかと思われます。
この歌、詞も良いしメロディーもとても印象的。発売の経緯から見てもそうだし、多彩な歌手の方々
がカバーされていることから考えても名曲の部類に入る一曲だと思います。
その方々のカバーを聴いても、それぞれの唄い方があって興味が尽きない。何方の唄を好むかは聴く
方次第ということになるのでしょう。

 ♪○一途の火の恋を 何で涙でけされよう ○練ばかりがただつのる 
   ○の暗さを はしご酒

 ♪浴びておぼれて なお○えぬ 酒のにがさをかみしめる ○地の屋台の灯にさえも
   男心が 泣ける夜

 ♪○ぐんでた あの顔に なんで嘘などあるもんか ○なんだぜ 噂だと
   胸にきかせる ○しご酒

 Twitter 都々逸bot では下のような歌も見えます。
☆ 夢に見るよじゃ 惚れよが薄い 真に惚れれば 眠られぬ

涙の酒の主人公も、夜な夜なこんな眠られぬ日々を過ごしたんでしょうねぇ。

 Search results for "涙の酒"   (※不審なバナーにはご注意を
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 私が感じた究極の"涙の酒"
 http://www.yourepeat.com/watch/?v=oNa9xGZWT5Y 

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