南部坂雪の別れ

ここで、話題にしている‘南部坂雪の別れ’は、未だリリースされていません。
当時、期待を込めて書いていますが、夢幻でおわるのか、はたまた現実となるのか、そこのところは
知る人ぞ知るの話です???


むかし、こんなことを書きました・・・・・。

おじちゃん様、BS日本のうた(三島)での亜矢姫歌唱曲の、解説、感想、いちいち納得しながら熱
い思いで読ませて頂きました。有り難うございました。
‘雪の渡り鳥’は「亜矢・三波春夫を唄う」に、また‘森の石松’は2002年「ご存じ 島津亜矢
名作歌謡劇場」と2003年「島津亜矢大全集2枚組」それぞれ収録されていますので、よく聴いて
いますが、テレビでの生歌は初めてでしたのでとても新鮮で、何とも言いようのない感動を覚えなが
ら視聴させてもらいました。

氷川きよしさん、いい声ですね~。島津悦子さんも大変お上手で、弾けていました。
天童さんの‘美しい昔’もさすがの歌唱でした。ただ、亜矢さんのとは編曲が大分違っていました。
聞きなれている亜矢さんの歌はバラード調になっていて、オーケストラの伴奏もとても甘美で、別の
歌に聞こえるのが不思議なのですが、さらに、亜矢さんは曲調に合わせて優しく切なく唄われますか
ら、聴く方は感嘆のため息をもらし、さらに底知れぬ才能を感じとります。よって、私の気持ちは圧
倒的に亜矢さんの唄に傾倒します。
それにしても、プロ歌手仲間、作詞、作曲の方々も認める歌唱力の高さですから、一般聴衆がそれを
享受できる幸せは改めて思い知るべきかも知れません。

さて、ちょっと気が早いかもしれませんが世間が騒がしくなってきましたので、私の気も逸ります。
いちど引っ込んでしまった‘南部坂雪の別れ’のことです。
大石内蔵助は討ち入りの直前、江戸南部坂に住む浅野内匠頭の未亡人‘瑶泉院’さまに最後の別れに
出向きます。明日未明の討ち入り決行を伝え、同士の連判状を亡君の霊前に供えて最後のお別れとす
る筈でしたが、屋敷内に紛れ込む上杉家から送り込まれた女密偵の影を察知し、「自身はある西国大
名に召抱えられることになった。再びお目にかかることも御座りますまい、せめてもの手土産に東く
だりの旅日記を持参しましたと」連判状を霊前に供え、本心を秘して屋敷を立ち去ります。
いつかはきっと怨念を晴らしてくれるものと信じていた‘瑶泉院’は絶望感に打ちひしがれ怒り心頭
に発しますが・・・

一方、屋敷を出た大石は降りしきる雪の中、今出て来た屋敷を振りつ見返りつ、しばし足を止めては
‘瑶泉院’さま、我らが本懐はきっと遂げてご覧にいれますぞ・・・ぐっと来る名場面です。
亜矢姫の「大忠臣蔵」では内匠頭の刃傷から討ち入りまで、一曲で「忠臣蔵」の全編完成形の曲とな
っていますが、この曲中でも2番の歌詞で南部坂雪の別れを唄います。
♪ 忠に生きるは 武士の道
♪ 命を盾の 槍ぶすま
♪ 敵を欺く 言挙げならば
♪ 瑶泉院さま 許されよ
♪ 雪ふりしきる 南部坂・・・・・作詞:松井由利夫先生

肚を括った男の顔は、さりげなくても心はたぎる、ぐっと堪える大石さんの心底を察するだけでも気
持ちが昂ぶってきます。さらに、さらに、亜矢さんの唄が朗々と訴えかけて来て悲壮感が漂います。
「忠臣蔵」については虚実交えて面白い話がいっぱいあり、Webサイトにも色々の話があって興味
津津で面白いのですが、「南部坂雪の別れ」は後世の劇作者の創作とする説が有力のようです。
しかし忠臣蔵を語る上では無くてはならない物語です。
今、亜矢さんの忠臣蔵物には名作歌謡に「大忠臣蔵」があり、カバー曲では「赤垣源蔵」「俵星玄蕃
」「刃傷松の廊下」があって、いずれも亜矢さんならではの名歌唱ばかりで、それぞれ聞くたびに感
動するのですが、新曲として出されるであろう「南部坂雪の別れ」にも大いに期待が膨らみます。
一度発表があって出ないということは有り得ない話。満を持しての発売が楽しみです。

ところで、今年の秋から正月にかけて芸能界は「忠臣蔵」の大競演です。
まず、9月の文楽公演では「通し狂言仮名手本忠臣蔵」が国立小劇場でほぼ1ヶ月の公演がありまし
た。また、10~12月にかけて国立劇場大劇場において真山青果作「元禄忠臣蔵」が上演されます
。3ヶ月の連続公演で全編一挙上演されます。これまで全編を通して上演されることは無かったそう
ですから歌舞伎界あげての一大公演になります。
10月(第一部)中村吉右衛門さん、11月(第二部)坂田藤十郎さん、12月(第三部)松本幸四
郎さんの各役者さんが各月の大石内蔵助を演じられるそうですから、壮観です。

つづいてテレビです。
テレビ東京では来年1月2日午後2時から十時間、新春ワイド時代劇として「忠臣蔵 瑶泉院の陰謀
」が放送されます。吉良邸討ち入りの首謀者は浅野内匠頭の妻、瑶泉院だったという解釈を打ち出し
た湯川裕光の原作をジェームス三木が脚本化したものという事です。主役の瑶泉院を稲森いずみさん
が演じます。

文楽、歌舞伎、テレビ、そして歌謡界では名作歌謡劇場物として亜矢さんの「南部坂雪の別れ」が発
表され芸能界のそれぞれのジャンルでの大競演となります。・・・亜矢さんの「南部坂雪の別れ」は
まだリリースの発表がありませんが、きっと出るはず。時期を逸することなく出して貰いたいです。
ちなみに、テレビ東京の番組では主題歌を五木ひろしさんが作曲して歌うそうですが、これはあちら
のファンにおませしましょう。しかし、瑶泉院の陰謀となると、南部坂雪の別れはドラマとして成り
立つのかしらと要らぬ心配も生じますが、何れにしてもジェームス三木さんの脚本ですから面白いと
は思います。亜矢姫の歌なら嬉しかったのにね~。

以上、2006/10/8 演歌桜・亜矢桜に投稿

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    亜矢姫の唄は芸術だと固く信じているおじんです。
    コンサートなどに参加したい気持ちはやまやまなれど、不如意のことが多いので、これは条件が整い次第となっています。

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